世界のサニトラ

これまで調べたところによると、サニトラは日本と南アフリカだけのものではないようです。南アフリカは皆さんも ご存知のように現在でも生産されていますが、そのほか生産されていた国は、日本のほかにオーストラリア、ニュー ジーランド、それから、カリビア諸国/南アメリカにもあるようですが、どの国で生産されていたのかは、現在のとこ ろ分かっていません。どの国も右ハンドルの国で、左ハンドルのサニトラは存在しないようです(これまで分かっている 範囲で)。中央/南アメリカは右ハンドルの国が結構多いので、サニトラがあるとしても、右ハンドルの確立が高いと思い ます。

現行の南アフリカのサニトラは1400 Bakkieとして生産され、STDとChampという2モデルが販売されています。STDと Champはほぼ同じのようですが、Champにサイドにラインが入ったり、ホイールが白いホイールだったり、STDよりちょ っと豪華版のようです。角目で、日本のサニトラ後期に似ていますが、全く同じではありません。日本のサニトラ後期 のほうがかっこいいと思います。私が個人的に一番気に入らないのは、ルーフのラインがハイルーフのように少し高くなって いるところです。ネットで知り合ったアメリカ人も私と同意見だったので、国際的にかっこ悪いのかもしれません(南 アフリカ日産の方、申し訳ございません)。エンジンはA14で、60系 5速ミッション(オーバートップ)です。しかし、 ずっと5速ミッションだったわけではなく、5速ミッションが採用されたのは、STDが90年11月から、Champが87年12月か らです。古いタイプは丸目で、日本のサニトラ前期にそっくりでかっこいいですが、このモデルの詳細は分かりません。また、 古いモデルでは1200 Bakkieというのが存在し、これはA12/4速だったようです。

オーストラリア/ニュージーランドでは一般的に1200 uteと呼ばれています。基本的に日本のサニトラ前期と同じで丸目 です。オーストラリアでは85年くらいまで、ニュージーランドでは87年くらいまで販売されていました。今でも Datsun1200(B110)ともに、根強いファンがいます。ニュージーランドではRoad Star、Sport Starという名前で販売され、 なんとA15/5速のパッケージがあったそうです。サニトラに関しては、世界で一番幸せだったのはニュージーランドの 人だったかもしれません。ちなみにオーストラリア/ニュージーランドでポピュラーなサニトラチューンはCA18-DET スワップのようです。A型でがんばるしともいるようですが(A型スーチャーやターボも多い)、日本でA15をサニトラに 載せるような感覚でCA18-DETスワップが行われているようです。熱い国だ!



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